STEP 3 / 3 ー 応用編

取り込みマクロ(リハ計画書)
応用編

挿入シートのカスタマイズ方法

この章で学べること

テンプレート(①転記データ挿入シート)を自分で編集して、取得したいデータ項目を自由に追加・変更する方法を解説します。

Excelの「リンク貼り付け」機能を使うので、プログラミングの知識は不要です。

仕組みを理解する

データ集約シートの構造

テンプレートの「データ集約シート」には、計画書のセルを参照する数式が入っています。 ボタン①を実行すると、この数式付きのシートが各計画書ファイルにコピーされます。

テンプレートの「データ集約シート」
数式で計画書のセルを参照
⬇️ ボタン①でコピー
各計画書ファイルに「データ集約シート」が追加される
数式により計画書のデータが自動表示
⬇️ ボタン②で集約
CSVファイルにまとめて出力
ℹ️
つまり
テンプレートに数式を追加すれば、新しいデータ項目も自動で集約できるようになります。
数式の追加には、Excelの「リンク貼り付け」を使います。

挿入シートを修正する手順

1

テンプレートファイルを開く

①転記データ挿入シート.xlsx をダブルクリックして開きます。

2

計画書ファイルも開く

データを取りたい計画書ファイル(例:患者A計画書.xlsx)も同時に開きます。

ℹ️
2つのファイルを同時に開いた状態で作業します。
3

計画書の取得したいセルをコピー

計画書ファイル側で、新たに取り込みたいデータのセルを選択し、Ctrl + C でコピーします。

例:計画書のシートから取りたいセルを選択
取り込みたいデータ(例:担当者名、病名など)

↑ このセルを選択して Ctrl + C

4

テンプレートの「データ集約シート」にリンク貼り付け

テンプレートファイルに切り替え、「データ集約シート」の空いているセルを選択します。

次に、以下のいずれかの手順で「リンク貼り付け」を実行します。

【方法1】リボンメニューから

「ホーム」タブ → 「貼り付け」の(下向き矢印)をクリック →
リンク貼り付け」を選択

【方法2】右クリックメニューから

右クリック → 「形式を選択して貼り付け」→
左下の「リンク貼り付け(L)」ボタンをクリック

形式を選択して貼り付け
すべて
数式
書式
リンク貼り付け(L)
5

数式を確認する

リンク貼り付けが成功すると、セルに以下のような参照数式が自動で入ります。

=[患者A計画書.xlsx]シート名!$B$5

この数式により、計画書の該当セルのデータが自動で表示されます。

ℹ️
数式の読み方
=[ファイル名]シート名!セル番地 という構造です。
ファイル名の部分は、ボタン①実行時に各計画書に合わせて自動調整されます。
6

必要に応じて繰り返す

取り込みたいデータが複数ある場合は、手順3〜5を繰り返します。

計画書のどのシート・どのセルでも同じ方法で追加できます。

7

テンプレートファイルを保存

Ctrl + S でテンプレートファイルを上書き保存します。

次回ボタン①を実行すると、追加したデータ項目も一緒に集約されます。

注意点とよくある質問

⚠️
修正前にバックアップを取ってください
テンプレートファイルを編集する前に、元のファイルのコピーを別の場所に保存しておくと安心です。
万が一失敗しても、バックアップから復元できます。
質問 回答
ファイル名が数式に入っているが大丈夫? 数式内のファイル名部分は、ボタン①実行時に各計画書ファイルに合わせて自動調整されます。心配ありません。
複数のセルをまとめて追加できる? はい。複数セルをまとめてコピー → リンク貼り付けすれば、一度に複数の数式を追加できます。
不要な項目を削除してもよい? データ集約シートのセルを削除すれば、その項目は集約されなくなります。ただし、CSVの列構造が変わるため注意してください。
シート名やセル番地が正しいか心配 数式バー(画面上部)に表示される =[ファイル名]シート名!$セル番地 を確認してください。シート名セル番地が正しければOKです。
「リンク貼り付け」が選べない コピー元のセルが選択解除されている可能性があります。もう一度 Ctrl + C でコピーしてからやり直してください。
ポイント
この方法を使えば、プログラミングの知識がなくても、取得したいデータ項目を自由に追加・変更できます。
計画書のどのセルでもリンク貼り付けで追加可能です。